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妄想のないやつにアニメは描けない! 23:52
日本では

アニメーターが描くキャラクターデザインは基本的にその人に似てる。
たとえば、等身、顔、骨格、肉の付き方、ポーズ・・・
顔の大きい人は、等身が小さく、
えらの張った人は、四角い顔になりがちで、
手足の長い人は、手足が長く、
筋肉質の人は張りのある体を描き、
片足に重心を掛けて立つ癖のある人は、そう立っている。

アニメーターが描く動きや表情はさらにその人に似てる。
演技の仕方を考えて、ふらふらと実演して歩いているアニメーターが最近いなくなってきたのは嘆かわしい気もするが、自分で実験して動きを決めるからだ。表情にいたっては、アニメーターの机には立派な鏡があって、演技のたびに自分で百面相をしているものである。最近は鏡の変わりにTVが置いてあったりして、作品に入り込んでいなくても書けるものなのかと、不思議に思うたりもしてるが・・ 

また決定的なのが絵コンテ。その人の妄想だけがつまっているといっても過言ではない。あこがれの集大成と、その人の経験値が如実に現れるのだ。あるアニメーターの言葉を借りれば、妄想のないやつにアニメは描けない!

ただ、アニメーターが男性場合、その人が描く女性は、やはりその人の好きな人に似ていることが多い。何でその人の描く女性はいつも、そうなのかなあと思って、不思議に思っていると、奥さんそっくりだったりする。だから正確にはその人の良く知ってる人に、自分も含めて、似る。と言うのが正しいのかもしれない。
アニメーターが女性の場合はこれから研究してみるつもり。

作品を、絵を描くこと自体が自分をさらけ出すことになるので、そのことが嫌な人は作品を創れない。これは日本のアニメの宿命のように思う。
実写なら主人公を客観的に評価して撮影してゆくことが比較的しやすいと思うが、アニメはいつも主観的な解釈に陥りやすいことの理由にもなっていると思う。

それに比べて、USAのアニメの、客観的なこと!
そこに憧れてはいるが、最近のジャパニメーションのもてはやされ方に逆行しているようで怖い。

USA的;客観的に正しい主張と、人間観察と、笑いと、計算された作品。日本的;自分をさらけ出して、血反吐を吐いている計算では創れない作品。

どちらが見たいかと言うことだ。
今日、GENIUS PARTYの宣伝会議があった。


| - | comments(0) | - | (c)田中栄子
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